物語「私」
人生は自分が主人公の物語である。
生まれてから今まで誰一人として同じ物語を持っている人はいない。同じ環境で育っても、同じ物を与えられたとしても1人1人感じ方も違えば、見え方も違う。
今これを読んでいるあなたがどこで読んでいるかはわからないが、あなたの目の前にいる人も、隣にいる人も、後ろにいる人もみんなそれぞれ物語を持っている。もちろん、あなたを育ててくれた人も、あなたが好きな人も。
私は人の物語を想像するのが好きだ。
例えば、電車にいる迷惑なおじさん。私にとっては迷惑でしかないが、この人にも愛する人がいたり、この人を愛している人がいるかもしれない。家庭があるかもしれない。どんな親に育てられて、どんな友人がいて、どんな恋愛をして、今はどんな物語の中にいるのだろう。この電車に乗ってどうやって物語を広げていくのだろうか。考えるだけで面白い。
そして、私はこれを読んでいるあなたの物語に「ブログの人」として登場出来ることを嬉しく思う。あなたの物語の1Pのたった1行にも満たないかもしれないし、すぐに忘れられてしまうかもしれないが、あなたの物語に登場できた。
人生が終わる時、私はどんな結末を描くのだろうか。ハッピーエンドだといいな。
あなたはどのような物語「私」を紡いできましたか?
以上
物語「私」の大学生編は登場人物が多すぎる。ということは沢山の人の物語「私」に登場しているのかも。